2003年 活動報告3

第13回全国ネイチャーゲーム研究大会

感じよう!見えるものと見えないもの
「自然がつくり、人が守ってきたもの」

2003/05/23(金)-25(日) 全国ネイチャーゲーム研究大会が山口県の国立徳地少年自然の家にて行われ、 茨城県からは今年もつくば/しもだての会に所属する美女(?)5名が参加しました。
(画像をクリックすると大きい画像のウィンドウが表示されます。)


開会式
やってきました、山口県。
いよいよ研究大会の始まりです。

基調講演 庫本 正先生
「秋吉の自然〜3億年が語る神秘」
ウェルカムパーティーでは全国のみなさんと交流を深めました。
都道府県ごとに自己紹介をしましたが、もうみなさんできあがっていて、聞いているのかいないのかわからない状態でした・・・。
フリープログラム「大理石を磨こう!!」
大理石を水に濡らしながら、4種類のサンドペーパーを使いわけて磨いていきます。
1時間後にはピカピカの大理石ができました。
(でも私のは磨きが足りなかった・・・)
5/24(土)朝 早起きしてフリープログラムに参加。
あるテーマに沿って5種類の動物カードを選んで1枚ずつ並べていきます。
カードから他のグループはどんなテーマなのか推測する、というゲームです。



朝食を済ませ、いよいよメインイベントのワークショップ。 私は【鉱物】に参加しました。
テーマは「時間よとまれ!光と闇のワンダーランド」
3億年前にサンゴ礁として生まれ、海洋プレートの移動により地上へと姿を現した秋吉台を訪れました。
まずは台上へ向かい、光の世界を楽しみます。
所々で説明を聞き、ドリーネ(クレーターのような窪地)を横目で見ながら地獄台を目指しました。記念碑のところで少し休憩し、またしばらく歩きました。 台上に到着。岩がごつごつと露出しているのがよくわかります。
岩は剣のような鋭い部分もあり、転んだ拍子に触れるととても危険です。注意注意!
10分ほど寝転がり、背中で3億年を感じます。
見えない「時」にふれられたような気がしました。

「こんにちは ラピエ」
ラピエとは石灰岩の柱のこと。
気に入ったラピエと対話しているところです。
午後は景清洞を訪れました。「景清洞」は源平合戦の折、平景清が隠れていたことにちなむ名だそうです。 午前中とは打って変わって、闇の世界です。
    ライトをすべて消すと目を開けていても何も見えません。
    その中を2mくらい歩く活動をしましたが、距離感が全くつかめませんでした。
    近いような遠いような、不思議な感じでした。
    また、しばらくじっとして闇に溶け込む活動もしました。
    しずくの滴り落ちる音がやけに大きく聞こえたような気がします。
    普段、なかなか体験できない闇の世界。貴重な体験でした。
サンゴの化石です。おわかりいただけますでしょうか。 秋吉台がかつて海の中だった証拠ですね。
石灰岩は水に溶けやすいため台上よりも洞窟内の方が化石が露出し、 見やすくなっているそうです。
うーん、さすがに写りませんでしたね。
洞窟の出口近くの天井に、コウモリの赤ちゃんがいました。
まだ超音波がうまく出せないそうで、チィーチィーという鳴き声が聞こえました。
そして再び光の世界へ。ホッとしたのは私だけでしょうか・・・。 夜は事例・研究発表会です。
すばらしい発表が続きますが、昼間の疲れからついウトウト・・・。
明けて5/25(日) いよいよ最終日 全体会の様子。
「持続型地域社会の創造とネイチャーゲームの接点を探る」というテーマで 講師に大島順子さんを迎えてのディスカッションです。

閉会式
すべてのプログラムを終えて、無事研究大会は閉会となりました。

フェアウェルパーティー
みなさま、お疲れさまでした。でも楽しかったな。
スタッフの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
今年も茨城県の美女5人+αで記念撮影。
また来年お会いしましょう〜。



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